司馬遼太郎の韃靼疾風録を読み終わりました。
司馬遼太郎の最後の作品だったと思います。
上下巻で1000ページを超える小説なので結構長かったです。
韃靼と言うと満州の方をいるのですが、私の中では韃靼と言うと韃靼そばを思い出してしまいます。
御斎所街道にもあったのですが、一度食べてそんなに美味しい印象はありませんでした。(^^;
物語は漂流してきた韃靼からの女真人の女性を主人公が送り届けるところから始まります。
歴史で勉強するのは本当に表面のことだけで例えば明国から清国に中国が変わったと言うそれだけのことだけですが、でもどうして変わったっていうことでは勉強しないですよね。(^^;
貧しい騎馬民族の女真人が人口50万人ぐらいで、腐敗して滅亡する明国にちょうどうまく攻め入り何億と言う中国を新しい清国にしてしまったというそういう歴史はなかなか本で読まないと解らないですね。
万里の長城の旅行で日本人が亡くなったというのは記憶に新しいですが、万里の長城の難攻不落の山海関を絶世の美女のがいたために山海関の扉を開けてしまったというのはやはり歴史に絶世の美女は関わってくるんですね。笑
横道にそれるけど、昨日ガリレオ見ていて美人と可愛いは違うということを湯川先生が言っていましたね。
美人は黄金比基づいた論理的な説明ができるが、かわいいは抽象的であって論理的に説明できないと言っていました。笑
50万人ぐらいしかいない女真人が何億と言う明国を支配するのに使った方法が髪の毛をそれる辮髪と言うのもまた奇抜で面白いですね。
首を残したければ髪を切り、髪を切りたくなければクビが飛ぶという単純明快な方法です。
私たちが中国のドラマで見ている辮髪はもともと中国のものではなかったんですね。改めて勉強になりました。
話は変わますが、那須で今度
那須岳ヒルクライムの大会が行われます。
第一回ですが、そのコースは前に私がバイシクルクラブという雑誌に投稿したコースでした。
その時は那須の違うコースが全国の中でも一位に選ばれて結構いい自転車が他の人に当たってしまったのですが。(^^;
選ばれたコースは観光地で車が多いコースなので、ちょっと自転車でヒルクライムするには向いてるコースに私は思えませんでしたが。
実際、大会となるとやはり交通量の少ない道を選ばなければならないので、やはり私が作ったコースの方がヒルクライムには、特に大会には向いているようです。
コースの途中に北温泉があってテルマエロマエのロケ地になった温泉もあります。
でも私は出ないけれどもね。(^^;
[2回]
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観光地や名所をめぐって…なんて事は交通事情を考えると相当難しいと思います。
イベントの先々で車とのいざこざなんて珍しくないですしね。