カフェミュゼと併設している画廊で
毛利元郎展をやっているというので知り合いを誘って観てきました。
もう一時近くなので、まずは腹ごしらえ
メニューは少ないですね。
私は貴婦人のスパゲティーを注文。知り合いはピラフです。
店の雰囲気は結構好きですよ。
貴婦人のスパゲティーは、カニとトマトソースのバスタです。
それに珈琲ゼリーがついています。
1000円でドリンクをセットに出来ます。
他のランチも1000円でドリンクが珈琲か紅茶を選べますよ。
パスタですがちょっと茹で過ぎかも(^^;
やっぱりアルデンテの方が美味しいですね。
ピラフはサラダが乗っている感じですが量はちょっと少なめですね。
女の人には良いかもしれませんが男の人にはちょっと足りないかも(^^;
珈琲は入れているところが見えるのですが、真剣に入れていました。
結構濃いめで美味しかったですよ。
前に飲んだときはいまいちだったので格段に美味しくなったと思います。
オーナーでもあるジョイフルの編集長の桂木さんが挨拶に来ました。
「食事を終わったら絵を観に来てください」と(^^)
毛利元郎さんの絵は始めてみましたが、北茨城にお住まいということでした。
イタリアの風景を描いているのですね。
以下引用です。
「描きたい情熱が溢れてつい描き込み過ぎてしまう、止まらなくなる、でも写実過ぎてしまうと伝えられないものがある。」
もう一つの言葉があります。
「僕はイタリアにいる間は、満ちたりすぎて描けない。帰国して鼓動が治まってから、やがて筆を取っておずおずと描き始める。」
画家のこの二つの言葉は、彼の作品の真実を表しているかもしれません。
彼の絵は一見写実的な風景画のようでありながら心象風景です。夏に借りたアパートのキッチンに転がされた果実たち、その後ろの窓から見えるイタリアの蒼い空。トスカーナの小さな町の教会と何かが起こりそうな雲のうねり・・・それらは彼の体験であり、ある種の象徴であり、そして追憶です。
絵中には人物は登場しない、にも関わらず鑑賞者はそこに人の息吹を感じ、万物に対する画家の愛情を実感することが出来ます。そして鑑賞者自身までもが、その絵空間に受け入れられる存在であるということを理解するのです。聖母の見目形はそこになくても、鑑賞者は今ここに立つ自分が許され愛される気がするのかもしれません。作品と画家自身との間に欺瞞が無いから、画家の想いと不器用すぎる位に真摯な愛が、きっと私達には伝わるのでしょう。
自転車にも乗られていると編集長が言うので話をしたらピナレロに乗っているということでした。
他のお客さんが来てしまったのであまりゆっくり話は出来ませんでしたが、またお会いしたいですね。
桂木さんに写真をとってもいいですか?と聞いたら「だめよ、でも全体なら特別に許すわ」って(^^;
と言うことで一枚
光と影が良い感じですね。お金があったら一枚欲しいかも(^^;
日曜の4時までやっているということでした。
興味のある人は行ってみてください。(^^)
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